通信制大学のメリットとデメリットってなんだろう?
通信制大学への進学や編入を考えている人はこんな疑問を持っていることでしょう。
通信制大学は一般の通学制の大学に比べて何かと特殊な点が多いです。
本記事では通信制大学のメリットとデメリットを余すことなく紹介していきます。
- 通信制大学徹底解説【まずはこれ!】
- 失敗しない通信制大学の選び方
- 総合力の高い通信制大学ランキング
- 学費の安い通信制大学ランキング
- 卒業率の高い通信制大学ランキング
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通信制大学のメリット・デメリット
早速ですが、通信制大学のメリットとデメリットを紹介していきます。
ここからはメリット・デメリットそれぞれを詳しく紹介していきます。
通信制大学のメリット
それでは通信制大学のメリットを詳しくみていきましょう。
ひとつずつ紹介していきます。
通信制大学のメリット:①学費が安い
一般の通学制の大学に比べて通信制大学は学費が安い傾向にあります。
一般の通学制の大学の4年間の学費と、学費の安い通信制大学の4年間の学費を比べてみましょう。
- 国公立:242万円〜
- 私立文系:約440万円〜
- 私立理系:約580万円〜
- 帝京平成大学通信教育課程…約41万円
- 中央大学通信教育課程…約52万円
- 創価大学通信教育部…約55万円
- 法政大学通信教育部…約60万円
このように通信制大学の学費は圧倒的に安いです。4年間でこの学費なので、その差は暦斬ですね。
ただし中には通信制大学でも学費が高いところもあるので、気になる大学の学費はしっかりチェックしましょう。
通信制大学のメリット:②入学試験がない
一般的に通信制大学は入学試験がないです。
基本的には願書や志望理由書などの書類選考のみになっています。
通信制大学のメリット:③時間的・地理的制約が少ない
時間的・地理的な制約が少ないのも通信制大学の特徴です。
通信制大学での学習は、基本的にはインターネットやテキストを用いた自主学習になるので、好きな時間に好きな場所で学習を進めることができます。
ただし通信制大学でも年に数回は実際にキャンパスに通って授業を受けるスクーリングがあります。中にはスクーリングなしで卒業可能な通信制大学もあるので、学校選びの際にはよく考えるようにしましょう。
通信制大学のメリット:④様々な資格の取得が目指せる
通信制大学では様々な資格の取得を目指せます。
認定心理士といった人気の資格や、社会福祉士などの国家資格の取得も目指せます。また教員免許や保育士資格などの資格も目指せます。
取得したい資格をもとに学校選びをする方も多いですよ。
通信制大学のメリット:⑤社会人学生でも学割が使える
通信制大学は一般的な大学と同様に、学籍番号が与えられ、学生証が発行されます。つまり社会人学生でも「学割」が使えます。
中でもおすすめなのがAmazon Primeの学生版であるPrime Studentです。会員費は通常の半額である年間2,450円で、無料お試し期間も6ヶ月あります。
そしてPrime Studentの特典はこんな感じ。
- 送料・お急ぎ便無料
- 音楽聴き放題(Prime Music)
- 本読み放題(Prime Reading)
- 映画・ドラマ見放題(Prime Video)
- 7日間試着サービス(Prime Wardrobe)
- 容量無制限フォトストレージ(Amazon Photos)
- 書籍の購入で最大10%還元
- ソフトウェアが最大54%オフ
- 文房具が20%オフ
- 日用品やサプリが15%オフ
Amazonプライムは映画やドラマが見放題のPrime Videoが有名ですが、それ以外にも特典はかなり豊富。
ちなみに後半の4つは通常のAmazonプライムにはない、Prime Student限定の特典です。これらの特典が追加料金なしで利用できます。
通信制大学で最も恩恵を受ける学割は間違いなくPrime Studentですね。
ちなみに通信制大学でも使える学割は他にもたくさんあります。「【社会人学生もOK】通信制大学でも学割は使える!おすすめの学割を紹介」に詳しくまとめているので参考にしてみてください。
通信制大学のデメリット
続いて通信制大学のデメリットを詳しくみていきましょう。
ひとつずつ紹介していきます。
通信制大学のデメリット:①友達ができにくい
通信制大学は自主学習が基本の学習方法なので、やはり一般の通学制の大学に比べると友達はできにくいです。
ですがスクーリングであったり、SNS上の繋がりはあります。
通信制大学での友達の作り方は「通信制大学でも友達はできる?出会いはある?【友達の作り方を紹介】」を参考にしてみてください。
通信制大学のデメリット:②卒業は簡単ではない
通信制大学の卒業率は15%程度とかなり低いです。
一般の通学制の大学の卒業率が90%程度ということを考えても、通信制大学の卒業率はかなり低いです。
通信制大学の卒業率が低い理由には以下のようなものが考えられます。
- モチベーションの低下
- スクーリングの日程の調整ができない
- 社会人の場合の仕事との両立が厳しい
- 出席〜テストまで全てひとりでこなすことが厳しい
1人での学習のモチベーションが低下いてしまったり、仕事との両立が難しかったりと、通信制大学ならではの要因があります。
自分のライフスタイルにあった通信制大学を選べるかどうかも、卒業できるかどうかのカギになってきます。
通信制大学のデメリット:③キャンパスライフはできない
通信制大学ではキャンパスライフを送ることはできません。
もし今読んでいるあなたが高校生で、大学では華やかなキャンパスライフを送りたいと思っているなら、通信制大学はおすすめしません。
通信制大学は学士や資格取得に向けて勉強する場所と思っておいた方がいいですね。
通信制大学のデメリット:④通学制に比べて評価が劣る場合がある
通信制大学は通学制の大学に比べて評価が劣る場合があるのも事実です。
資格としては、通信制でも通学制でも卒業すれば同じ「学士」です。ですが中には通信制大学を評価しない人や企業があります。
やはり「学歴」を重視する人には、通信制はなかなか評価できないのでしょう。
ただ個人的な見解としては、通信制高校がメジャーな選択肢になってきている中で、通信制大学も認知度が高くなってくるのではないかと考えています。
また実際に私が通信制大学生として就活をしてみて「通信制だから評価されない」といったことは基本的にはありませんでした。
なので通信制大学生として就活をすることに関して、そこまで心配しなくてもいいのかなと思います。
実際に私の就活を体験談として記事にしているので「【体験談】通信制大学が就職に不利ってホント?新卒就活を赤裸々に公開!」を参考にしてみてください。
通信制大学のメリット・デメリット【まとめ】
ここまで通信制大学のメリット・デメリットを紹介してきました。
通信制大学のメリットとデメリットをまとめておきます。
通信制大学にはメリットもデメリットも存在します。自分にぴったりの選択をするためにも、メリット・デメリットともにしっかり理解しておくようにしましょう。